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平成21年度 インダバ (指導者のつどい)
2日目(前半) − 6月7日(日) 晴
体操(B-P体操)・朝礼・スカウツオウン

朝食の後、いつものように体操(B-P体操)・朝礼・スカウツオウンから一日が始まりました。

遅れて参加した人のために、特別年功章の表彰も行われました。

体操
朝礼-1 朝礼-2
3番ゲーム

今回2回目、朝の3番ゲームです。

注目のカモ班は、なんとか自力の1点を獲得しました。

優勝はキジ班でした。

3番ゲーム
基本動作

その後、基本動作のおさらいがありました。

今回は、コースにおける基本動作のテキストに沿って、集散法など、基本動作の基本を押さえました。

その後、スマートさを競うゲームも行いました。

基本動作が、きちんとしようとする気持ちを育てる(結局、ちかい・おきての実践)という教育的意義を持つものであることを知ってもらいました。

基本動作-1
基本動作-2 基本動作-3

場所を移動し、隊集会です。 ここで、昨日来、各班で十分に練習をしてきている(はずの?)技能が試されます。

隊集会 その1
付城柵作り

付城では土塁と共に柵を作り、兵糧の運搬を阻止し、砦を守ります。 そのための技術の確認ということで、昨日練習した結索法を生かし、柵を作るスピードを競争しました。

蒲芯の「すだれ」をバラしたたくさんの棒と麻紐、現地で集めた枝などを利用して、一定時間でできるだけ長く柵を作った班が勝ち、という単純なゲームです。

なお、本当の付城では「のぼり」を立てて、どこの付城であるか示すのですが、今回はその代わりに班旗を立ててもらうことにしました。

本当に単純なゲームなのですが、班が並んで作業をしますから順位が分かって、競争が非常に盛り上がりました。

このゲームは、全員が結索法を身に付けているということが重要ですが、班の分担と作り方の戦略も大きなウエイトを占めます。 速い班は、やはり要領の良さが光りました。

横木を作るのと支える柱を作るのとをうまく分担できたヤタガラス班が優秀班を獲得しました。

付城柵作り-1
付城柵作り-2
隊集会 その2
通信

これも単純なゲームです。 イニシアチブゲームの障害物を櫓に見たてて、鳥の名前を手旗で中継するだけのものです。

今回のインダバでは、鳥の名前が班名になっています。 そこで、鳥の名前の通信は、付城から三木城へ攻める際にどの班が動くかを本陣へ伝達するという想定になるわけです。

手旗は単に打つだけでなく、中継が入ることで格段に難しくなります。 難しくなるだけでなく、手旗の醍醐味を味わえるプログラムになりました。

このプログラムでは、てばたんが多くいたヤタガラス班が、確実に伝え(ダントツの12個)、優秀班を獲得しました。

通信-1
通信-2 通信-3
隊集会 その3
兵糧丸作り

3番目のプログラムは、昼食前の少しホッとするプログラムで、戦国時代の保存食である兵糧丸作りでした。 干し殺しを受けていた三木城だけでなく、付城側でも兵糧の備えは重要です。

本来の兵糧丸は、米・そば・キビに、きな粉などの豆類の粉、鰹節、梅干、松の実、ゴマ、蜂蜜などの栄養価の高いものをこねて固めたものですが(さまざまな作り方があるようです)、今回は簡単に、団子粉にゴマと蜂蜜入れたものとして作りました。 もし、そば粉が手に入ったら、より本物らしくなったと思います。

兵糧丸レシピ

兵糧丸作り-1
兵糧丸作り-2 兵糧丸作り-3

さらに、携帯が可能なように葉で包んでもらいました。

簡単な料理(?)ですが、水加減・混ぜ加減で、味にはかなり差がありました。 また、包み方にもいろいろな工夫が見られ、各班ともただの団子ではないものに仕上がりました。

おいしく、携帯性も工夫したフクロウ班が、優秀班を獲得しました。

なお、作った兵糧丸は保存せず、その場で賞味しました。

兵糧丸作り-4